2003年2月11日火曜日

2003年2月11日(火) 沖縄

今日はまずFM沖縄の公開録音番組にゲスト出演。番組の内容は、事情があって式を挙げることができなかった御夫婦の結婚式を番組上でセッティングして中継するというもの。その式場でオレがカップルにむけて2曲歌わせてもらうのだ。
出演をOKさせてもらったものの、後で考えてみると自分のオリジナルのなかで、めでたい席にそぐうようなナンバーがちっとも思い当たらない。とにかく一曲 は自分のオリジナル『雨上がり』を歌う。もう一曲は大先輩有山じゅんじさんのオリジナル『ウー・ララ』を歌う。とても美しいラブ・ソングで、昔ライブでよ く歌わせてもらっていたのだ。これはその場にはまった。

 なんとか無事収録を終えて、今度はタワーレコード那覇店で17時からインストア・ライブ。ここでマネージャーの二郎さんと合流。
で、その後FMなはのラジオ番組に出演。30分間大いに喋りまくる。そうそう、番組収録中にいきなりパーソナリティーの人からオレに電話が入っていますと 言われて受話器を取ると、相手はウルフルズのウルフルケイスケ君だった。意表をつかれたけれど久しぶりに話ができて嬉しかった。
本日最後の仕事は再びFM沖縄の生番組に出演。夜の9時頃終了。
よう働いた。腹減った。
泊まっているホテルの近くでゲットハッピーレコーズという中古レコード屋を営む黒島夫妻をさそって居酒屋へ。夫人の清美さんは今日お世話になったFMなは の番組パーソナリティーのひとり。京都から遊びに来たまるちゃん、沖縄在住のライターわかさん、元ゼルダのさちほさんとアマナというバンドをやっている根 間さんらも合流して乾杯。
その後、黒島夫妻が喜納昌吉さんの経営するお店「チャクラ」に皆を連れていってくれる。喜納さんは沖縄にいて時間があるときはいつもこのお店でライブをや り続けているそうだ。あいにくこの日のライブはお休み。喜納さんはイラクでピースコンサートを開催するために、明日沖縄を発つそう。
「すべての武器を楽器に」
お店の壁にはこんな言葉がかかげられていた。
沖縄の夜は長い。「チャクラ」を後にして次の店へ。「鳩坊」という変わった名前の店内には簡単なPAシステムが備え付けられていて、ピアノ、ドラム、三線などの楽器も置かれていた。
しばらくしてマスターの三線による演奏が始まった。その場にいた何人かが演奏に合わせて踊り歌い始める。マスターがカチャーシーを演りだしたところで、オレは席を立ちピアノの前へ。三線とピアノのセッションが始まる。
マスターはドラム・セットのバスドラを踏みながら三線をかきむしるように激しく弾く。なんだか津軽三味線の要素も感じられるプレイだ。盛り上がりがピーク に達しようとするあたりでマスターがドラム・ソロを始める。オレもピアノから離れてドラムセットの前に。オレはタムとシンバルを中心に、マスターはスネア とバスドラを中心に、二人で延々とドラムを叩きまくる。いや~、盛り上がった。
その後、リクエストにこたえてピアノで3曲、カヴァー・ソングを弾き語る。
濃密な一日だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿