2003年9月6日土曜日

9/6(土)大阪 バナナホール 「リクオのハプニングデイズ」

ゲスト:小谷美紗子・高宮マキ・KiMURA AKiKO(敬称略・順不同)
・出演:Rikuo・ヤマサキテツヤ(Percussion)・玉城あや(Violin)

女性ばかりをゲストに呼ぶというのは、自分の発案であった。個人的な嗜好と欲望を反影した企画である。皆それぞれに素敵なシンガーであり、女性であった。
メジャーデビューを控えたKiMURA AKiKOさんは、今日が大阪初ライブ。初共演である。ステージの彼女は20そこそこにして既に孤高のたたずまい。
立っているだけで、存在感がある。今夜のセッションで彼女が「気合い」と「覚悟」を持った素晴らしいシンガーだということがよくわかった。
「機関車」では色気のあるコミュニケーションができた。 高宮マキさんとも今夜が初共演。暖かい女性である。
自分の音楽や人生観は「悲しみ」や「せつなさ」がベースになっていると思うのだが、彼女はそこに共鳴してくれているような気がする。
別に根拠はないのだが。
彼女とセッションしたビリージョエルの「NEWYORK STATE OF MIND」は高校生の頃
に聴いて、当時ピアノでコピーしょうと思ったのだが、イントロの段階で諦めてしまった曲である。
20年の歳月を経て、今回再トライの機会を与えてもらったのだが、またイントロでコードを忘れて止まってしまい、なんとやり直しさせてもらう。
すんません。
2度目はセッションならではのインタープレイと呼吸のさぐり合いで、一期一会のプレイができた。
緊張と解放の共有。言葉を重ねるよりも、深く通じ合える瞬間。
美紗子ちゃんのことは、彼女が中学生の頃から知っている。すっかり成長したなあと親戚の親父のような気分にもなってしまう。
彼女の歌は鳥肌がたつという表現がふさわしい。実は反社会的で、やばい歌を歌う女性だ。ヴァイオリンのあやちやんがその歌を聴いて、年下の美紗子ちゃんを「師匠」と呼んでいた。
美紗子ちゃんはこの日の選曲の中にオレのデビュー.ミニ.アルバムのタイトル.ナン
バーである「本当のこと」を選んでくれた。学生時代に作った思い入れの深い曲なのだが、自分のライブではもう随分長い間、演奏することがなかった。この曲 を彼女は見事に蘇らせてくれた。演奏していて最後の一音まで心が震えた。この曲を久し振りに演奏することで、自分に向き合う一つの機会を与えてもらった気 がする。
美紗子ちゃんの出番の直後に歌った「ソウル」は彼女からの刺激がなければ、ありえない演奏だった。
真剣勝負の繰り返しで、ライブが終わったらいつもよりぐったり。そして、ほっとした。
たくさんの刺激をもらい充実したライブであった。
感謝。
打ち上げでは良く飲み、語り、最後は横揺れ。
たまたま同じ日にポラリスのライブで大阪に来ていた学くんが打ち上げ途中から顔を出してくれる。いっしょに飲むのは久し振りで嬉しかった。彼は2次会にも参加して、明け方までつきあってくれる。
★アンコールで全員集合。全員3

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