2004年8月31日火曜日

8/31(火)

 今日は「ホロビッツが恋に落ちたスタインウェイ」に会うために渋谷の高木クラヴィアに行く。やはり素晴らしい。
 タッチは軽めで、とても深い。ピアニッシモからフォルティッシモまで実に、レンジが広く、繊細な表現が可能。優しいタッチで弾けば、くすんだ柔らかい音 がするし、強いタッチで弾けば、やんちゃでパーカッシヴな抜けのよい音が出る。品性と野性の両方を兼ね備えたピアノである。しかし、それらの魅力を引き出 すにはピアニストの腕と集中力が必要。すぐには、なびいてくれない。とにかく弾き甲斐のある素晴らしいピアノ。
 高木クラヴィアを出た後は、渋谷のカフェで明日のクレフィンのリハに備えて譜面書きをする。

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