2004年8月28日土曜日

8/28(土)長野県茅野市 くるみ

 新宿から中央線あずさ17号に乗って2時間15分。午後2時過ぎ、茅野駅着。今日のライブを企画してくれたエヴリバディ・ロッキンの木下さんが、駅まで迎えに来てくれる。約2年ぶりの再会。
 今日は東京も悪天候で気温がかなり下がったけれど、こちらはさらに気温が低く、肌寒い感じ。茅野市は標高780メートル。夏は湿気が少なく、涼しくて過ごしやすいけれど、冬は気温が氷点下にまで下がり、積雪もあって、かなり厳しい気候なのだそう。
 今日のライブ会場「くるみ」は、駅から車で約10分、まだ田んぼが方々に残る新興住宅街にあった。山小屋かログハウスを思わせるつくり。店内の雰囲気も とてもよい。開店して18年、普段は喫茶店営業をしながら、定期的にライブをやっているそう。店内には馴染みのミュージシャン達のポスターやチラシが、貼 られたり、置かれたりしていた。友部さんや三宅さんら、知り合いのミュージシャンも何人かツアーで訪れているようだ。
★「くるみ」の外観。
 小池さん夫婦と息子であるケンタロウ君とコウタロウ君の家族4人でお店をやっていて、家族全員が音楽好き。次男のコウタロウ君とは今年の5月に大阪のラ イブ.イヴェント春一番で、既に対面済み。彼は学生時代に大阪に住んでいて、今も春一番にはスタッフとして毎年参加しているのだ。
 リハ-サル前に奥さんの優子さんが話し相手になってくれる。小池さん夫婦は学生時代に、オレの故郷である京都に住んでいたそう。優子さんは京都への思い入れが深いようで、いつか京都に住むのが夢なのだそう。話もはずみ、はじめて来た店なのに随分とくつろぐ。
 お店にはかなり年期の入ったアプライト・ピアノが置いてあった。店の雰囲気にそのアプライトがとてもマッチしていた。例えば、この場所にスタインウェイのフルコンがあっても似合わない。
★「くるみ」店内。
 リハーサルの後、現在諏訪市在住、元古井戸の加奈崎さんが、中学生になる娘のしのちゃんを連れて、お店に遊びに来てくれる。とても元気そう。事務所を離 れてフリーになり、諏訪に引っ越した加奈崎さんは、ひとりでツアーを回るために、40代の終わりに車の免許を取得。買ったのは赤のムスタング。ここ数年、 ツア-先の方々で、「加奈崎さんが赤のムスタングを自ら運転してやって来た」という話を何度も耳にしていた。オレもそろそろ免許取ろうかな。
 木下さんが企画してくれるライブはいつも間違いない。毎回、お客さんをしっかり集めてくれて、とても気持ちの良い環境で演奏させてくれる。大風呂敷を広げ過ぎず、できることをしっかりとやってくれるから、信頼できる。
 今日も気持ちよくリラックスして演らせてもらった。ライブの後、木下さんと固い握手&抱擁。
 今日はもう1人、久し振りの再会があった。元遠藤ミチロウさんのマネージャーである北原さんである。多分、8年ぶりくらいの再会。こっちが田舎で、東京から数年前に帰ってきたんだそう。
 ライブを観た北原さんから「前はもっと堅いイメージだったのに、別人みたいだった。リクオも色々とあったんだね」と言われる。彼女も体調をくずしたり、再婚したり、色々とあったよう。とにかく元気に再会できたのが嬉しい。
 

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