2005年5月28日土曜日

5/28 (土)

金沢 もっきりや
 電車がくるまで時間があったので、富山駅のプラットホームで立ち食い蕎麦を食す。そのあとベンチに座ってぼんやり。3羽の鳩が目の前でのんびり日向ぼっこ。連日の快晴。ゆるい風が吹いていて心地よい。今日は移動が楽。
 金沢の宿泊先は露天温泉サウナ付きホテル。チェックインしたらさっそく最上階にある温泉へ。いいお湯でした。なんか体調が良いぞ。
 午後4時半頃もっきりや入り。新潟でもお世話になったFOBの古田さんから、会うなり「飲み過ぎですよ」と言われる。
 マスターの平賀さんと笑顔で再会。カウンンターに見覚えのある顔が。まるちゃんのお兄さんで映画監督の伊勢真一さんであった。夕方からジンライムで既にいい感じ。伊勢さんは今年の春一のオレのステージを観てくれていたそう。リクオの映像を撮りたいと言ってくれる。
 もっきりやはピアノが変わった。マカボニー色のベーゼンドルファーで、30年前のものだそう。弦はすべて取り替えられていた。
  なかなか一筋縄ではいかないピアノであった。鍵盤は重く、中域は戻りが遅い。やわな弾き方では反応してくれないから、気が抜けない。しかし打てば、びっく りするぐらい響きまくる。特に低域の鳴りがいい。ベーゼンにしては、不良っぽいというか、酒場が似合う音。次に来た時はまたタッチも音色も変わっているだ ろう。とにかく弾きごたえのある、印象に残るピアノだった。
 今日は赤ワインで打ち上がる。マスターの平賀さんとの音楽談義は楽しい。音楽の話をしているのに、時々旅の話を聞いているような気がする。平賀さんは一枚のレコードと一杯のコーヒーで遠くに飛んで行ける旅人だ。
 2次会はいつものようにもっきりやの姉妹店ペーパームーンで。相当に酔っていたのだが、皆のリクエストにこたえて、お店にあるアプライトで数曲弾き語る。
★富山駅のプラットホームで撮影。
★コーヒーを入れるもっきりやのマスター平賀さん。

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