2005年7月4日月曜日

7/04 (月)

渋谷 クアトロ
 はやくもツアー最終日。
 今日も入念なリハーサル。いつものソロライブの短いリハとはえらい違い。どっちも有りなのだ。
 ステージ上の音響はツアーの中で一番いい仕上がり。ミュージシャン、スタッフともに短いツアーの間に学習、修正して最終日に望んでいることが、リハの段階で伝わってくる。オレは一日休んで体調もバッチリなのだが、少し裏声が出にくい感じ。
  今日はビデオ撮影と、録音が入る。今夜のライブを収録したDVDが11月に発売される予定なのだ。それぞれのピアノには手元を撮影するカメラが設置され る。立体化したクレフィンのキャラクターも撮影でかなり活躍する。 金原さん率いる撮影班とは予め打ち合わせをして、色々とアイデアを出し合った。ただの ライブヴィデオには終らない内容にするつもりだ。オレとしてはこのDVDを最高の内容にして、クレフィンを世に伝える一番のツールにしたいと思っている。 今回の撮影と録音にはそれぐらい気合いが入っているのだ。
 午後7時40分開演。いつものSEがなると客席がわいた。いつも以上にお客さんの期待を感じた。とにかく会場に熱があった。1年かけてお客さんと築いてきた信頼が、しっかり形になってきている。
 とにかくライブの最初から最後まで調子に乗らせてもらった。撮影と録音が入って、失敗の出来ない一発勝負のプレッシャーがあったはずなのに、なんかすごくのびのびやれた。一言で言うと「楽しかった~!」。
 これからもこの感じで調子に乗らせ続けてほしいなあ。木にも登るし、天まで行くよ。
 今回のツアーで、4人のメンバーの個性がより際立ったと同時に、メンバーそれぞれが持っている豊かな多面性が、前よりも表現できたように思う。クレフィンの面白いところの一つは、この多面性だと思う。
  クレイジーフィンガーズという場がこれからも、参加するそれぞれが自分の隠されていた個性を発揮できる場であればよいと思う。また新しい人材を発掘する場 でもありたい。クレフィンに参加するメンバーがクレフィンを踏み台にしてくれればよいと思う。オレはそういった人達のエキスを吸い続けながら、生きながら えて行くというか、増々若返ってやろうと思っている。
★リハ中にPAの近藤さんを撮影。
★アンコールでのアカペラ用に用意された、黄金マイク。
 

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