2006年2月24日金曜日

2/24 (金)

広沢タダシ君のレコーディングに参加するため、東雲にあるスタジオへ。広沢君はエイベックスと契約してメジャーでの再デビューが決まり、久し振りのソロアルバムを制作中なのだ。オレはアコーディオンで参加。
  広沢君のギター&歌とオレのアコーディオンを同時録音。細かい決め毎もせず、すぐに録りを始める。何の指定もなく自由にやらせてもらった。スムーズに進ん で、1時間もかからずに終了。スタジオにいる間、広沢君やプロデューサーの金子さんと話している時間の方がずっと長かった。レコーディングはいい感じで進 んでいるようだ。
 広沢くんはシンガーとしてすごく成長している。一緒に演奏していて、エネルギーがぎゅっと束ねられたような力強さを歌声に感じ た。ほんといい声。普段は寡黙でリアクション控えめな奴なのだが、彼の音楽には情熱が一杯つまっている。素晴らしい。オレもやるぞという気にさせてもらっ た。

 トリノオリンピックってほとんど興味なかったのに、荒川静香の金メダルには結構感動したりしている自分。
★ブースの中の広沢君。

2006年2月23日木曜日

2/23 (木)

 本日もニキさんの自宅スタジオでレコーディング。
 最初に、ある曲のミックスをチェック。う~ん、ちと録り音の良さがそこなわれた感じ。特にこのテイクは1発録りによる柔らかく空気感のあるいい音で録れているので、その録り音を充分に生かしたミキシングにしたいのだ。
 録音直後のあまりいじられていないラフミックスの音をもう一度ニキさんに聴いてもらって、納得してもらった上で、再トライをお願いする。
  今までのレコーディングでも、TDよりも録り音そのままに近いラフミックスの音の方がいいと感じて、プロデューサーやエンジニアと意見が衝突したことが何 度もあるのだけれど(これには演奏者側の技術が足りない為に、後で加工が加えられるという側面もあるのだ)、今回はアーティスト主導でやらせてもらってい るので、いろんな局面でこちらの考えを通させてもらっている。ニキさんにはほんと色々とわがままを聞いてもらいながら、辛抱強く付き合ってもらっている。 感謝。今回の録音は「出来る限り誠意を尽くして我がままを通す」というのも裏テーマかもしれない。自分のケツは自分で拭かなあかんねんから。

 次の作業にとりかかろうとしたとことで、トラブル発生。トイレに行って戻って来たら、部屋が焦げ臭くて、ニキさんが何やら慌てている。
  プリアンプの電源コンセントとオーディオインターフェイスのアースが接触してショートを起こしてしまったらしいのだ。結果、コンピューターのマックG5 と、コンピューターと他の機器をつなぐインターフェイスが故障。つまりレコーディング機器の心臓と脳みそが、いきなり停止したような状態に陥ってしまった のだ。「オ~ノ~!」て、リアクション古いな。
 とにかくこの日の作業は中断。今後の対処法をニキさんと相談して帰宅。
 まあ、トラブルはつきものやわ。
 帰宅途中で気分転換に居酒屋に寄って、一杯飲んで帰る。ここの食いもん美味かったたあ。また来よう。

2006年2月20日月曜日

2/20 (月)

雨。
 吐く息は白いのだけれど、明らかに春の気配。こういう気配を感じるとるだけで、気分も変わる。季節が巡り続け、お陽さんが沈んだり昇ったり を繰り返している間は、大丈夫だなと思う。あと、睡眠やね。しっかり睡眠とれたら、抱えている問題もなんとなく解決し始めているような気にならへん?
 どうしょうもない問題があれば自然の助けを借りればよい。東京にいても充分自然を感じとることはできる。
 もうすぐ春なのだ。

 夜は吉祥寺でKちゃんと打ち合わせ。
 井の頭線と京王線を乗り間違える大ぼけをかまして、15分遅刻。茶店で話した後、2人でいせやへ行く。
 いせやは創業80年の焼き鳥屋。昔の遊郭や湯治場を思わせるような木造の作りが独特の趣をかもしだしていて、人気のお店。値段もかなりリーズナブル。音楽好きの人なら高田渡さんが生前に通い続けたお店として記憶にとどめている人もいるだろう。
 月曜というのに満員で、他のペアのお客さんと相席で座ることに。しかし、店内にいて、足下が寒く吐く息が白いお店っつうのもめずらしい。店の側面に壁がなく立ち飲みのできるカウンターになっているので、外の大気がどんどん入ってくるのだ。そらお湯割りも進むわ。
 しばらくして、相席している年配の男女2人に話しかけてみたら、話がはずむ。2人とも吉祥寺育ちで、高校の同級生だそうで、ときどき仲間内で集まっては飲んでいるそう。今日はたまたま2人だけだが男女の中ではないとのこと。
  この日2人がいせやに来たのは、ここが取り壊されて新築されるという話を聞いたからだそう。それは知らんかった。確かに建物は相当にがたがきているようで はあるし、漏電でぼやを出したという話も聞いた。寂しい話ではあるが、表参道の同潤会アパートの住民も不便さを感じてずっと新築を求めていたと言うし、仕 方がないところもあるのかもしれない。でもそれにしても、この趣がなくなってしまうのはもったいない。
 いせやを出た後にミュージシャンのたまり場になっている古くからある飲み屋へ。やはり、知り合いに合う。
 吉祥寺の夜を満喫。
 Kちゃん、その企画ぜひ実現させましょう。

2006年2月19日日曜日

2/19 (日)

CRAZY FINGERS 1st LIVE DVD「LIVE!HAMMER!」発売記念インストア.ライヴatタワーレコード新宿店
出演:リクオ、Dr.kyOn、YANCY
 朝まで作業してたので、午後1時入りでも、体がしんどい。
  リハーサル時間が少なく、音響も悪く、コンディションももう一つ、という状態で本番に望む。お客さんがたくさん集まってくれて、インストアライブにも関わ らず、よく盛り上がった。しかし、オレはステージで時々集中力を欠いた。MC噛みまくり。お客さんに助けられたなあ。やはりこれからは他力やね。でも、ち と反省してます。
 ライブの後のサイン会も長い列ができた。なかなか列が短くならない状況の中で、ヤンシーときたらマイペースにイラスト入りのサ インをゆっくり丁寧に書いている。それも素敵なのだが、随分とお客さんを待たせてしまっているので、ヤンシーに一言「もう少し、時間を短縮してサインしよ う」と提案。
 オレって元々末っ子やから、こういうこと言うタイブちゃうし、めんどいんやけど、クレフィンでの末っ子キャラはヤンシー。オレのク レフィンでの立場は仕切り役兼時には中間管理職って感じになってるなあ。まあ人から求められる立場もだんだんと変わってくるから、あんまり無理にそれに抗 うことなく、「期待してくれるんやったら、そういう役割もやりまっせ」って感じでいっとこ。でも「オレを神輿に乗せてみろ」とも言いたい!いや、「乗せて もらってますが、もっと乗せてみろ。応えまっせ。」ということで。話がずれてきてる?

 CDショップに来るとやはり色々と買ってしまう。1年以上前の北海道ツアー中に聴いて、いいなと思っていたウォーレン.ジヴォンのラストアルバムを見つけたので買う。

2006年2月17日金曜日

2/17 (金)

南青山にあるZ・imagineで行われた鈴木亜紀ちゃんのマンスリーライブにゲスト出演。
 Z・imagineは縦長で30席程の小さなバー。 カウンター席で飲みながらライブを聴くのがオススメ。ステージにはヤマハのグランドピアノが常設されている。この日は2人のセッションのために特別に、客 席後方に置かれて眠っていたフェンダーローズ(打弦式のエレピ)がステージに並べられる。
 満席で、常連のお客さんも多いらしく、いい雰囲気。自分の出番は休憩明けなので、1部は客席で、ワインを飲みながら、亜紀ちゃんの弾き語りを聴く。
 彼女のMCによると、今夜のライブのテーマは「女と男のロマンティシズム」なんだそう。
 始めて聴いた新曲の「港タクシー」「旅人眠る」には「参りました」という感じ。股旅ものを歌う女性って、日本ではめずらしいと思う。ビリーホリデーの歌がそうであるように、彼女の歌も「涙が枯れた後の歌」。哀しくても、どこかユーモラスで、笑えたりする曲が多い。
 こんなに才能のある人が多くの人に知られることなく埋もれたままでいるなんて、どういうことやねん?どうにかならへんのか?と思ってしまう。まあ、人のことより自分のほうを先になんとかせいという気もするが。
 旅を知らない人、愛とか恋に振り回されたり、それらについて突き詰めて考えたりしたことのない人には、彼女のリアルは届きにくいのかもしれない。こんなに豊かな情景を切り取って歌にしてくれているのに、それらを想像したり感じ取る受け手が少ないのだとしたら、寂しい。
  この日のライブ会場でもBMG音楽出版のMさんに会う。今まで、Mさんが惚れ込んで関わった代表的なアーティスト及びバンドはRCサクセション、クレイ ジーケンバンド、浜田真理子の3組だそう。Mさんにとって亜紀ちゃんはどうやらその4人目のアーティストのよう。そういう話を聞くとちょっと嫉妬するが、 亜紀ちゃんを気に入ったMさんは信頼できる。Mさんからは「リクオの新しいアルバムは期待していいんだね」と言われる。
 Mさんは、亜紀ちゃんの ライブに毎回、知り合いの業界人を誘っていて、今回は元キティーの元社長、現ユーズミュージック取締役のKさんを連れて来る。Kさんとお会いするのは多分 8年ぶりくらい。60になった今も現場によく足を運んでおられるようで、去年の渋谷クアトロのクレフィンのライブにも来てくれていたそう。Mさんや、Kさ んのように、会社の重役に就きながら、こういったアンダーグランドな現場にも足を運んでくれている人がいるのは嬉しい。
 亜紀ちゃんの歌を受けて2部のステージへ。ソロで5曲歌った後、亜紀ちゃんを招き入れて3曲共演。色っぽいステージになった。
 ライブの後しばらくZ・imagineに残って飲む。知り合い達にリクエストされて、亜紀ちゃんが再びピアノへ。
 歌い出したのが藤圭子(宇多田ヒカルのお母さん)の「夢は夜ひらく」。昭和歌謡である。この曲、幼稚園のころ好きやったなあ。で、山本リンダの「こまっちゃうな」と来たもんだ。なんで、そんな曲歌えんねん。
 Z・imagineを出た後は、麻布十番に移動してKさんいきつけのスナックヘ。
 Kさんは、矢沢永吉、吉田拓郎、南圭孝といったそうそうたるアーティストのディレクターを担当してきた人であり、現在は音楽配信の仕事にも携わる、言わばマーケティング、ヒット作りのプロである。アーティスト側とは違った視点の意見を色々と聞かせてもらう。
  今はネットを利用した音楽配信の時代に突入しているから、アーティストのキャラクターやライブの良さが伝わらなくても、ヒット曲が生まれる時代なのだそ う。ただし、曲は始まって30秒以内で、サビまでいかなくてはいけない、つまりダウンロードでの無料試聴が30秒だからということらしい。今、ヒット中の アクアタイムズはKさんが関わったのだそう。
 Kさんから「君は、死んでから評価されるのでもいいのか、生きているうちに評価されたいのか、どっちだ?」聞かれる。
 Kさんは、売れなければ意味のない、評価されない現場で、黒子として活躍し続け、日本のポップス文化をつくってきた人なのだと思う。自慢話を聞かされてる気もしたが、貴重な話も色々と聞けた。この親父をもっとぎゃふんと言わしたらなあかんなと思った。

2006年2月14日火曜日

2/14 (火)

渋谷 BYG 「道玄坂ミュージックサロンvol.4」
出演:リクオ/ハンバートハンバート
 ハンバートハンバートの存在を知ったのは去年春頃。大学時代からの音楽仲間が夫婦で経営している大阪のカフェ、マーサで聴かせてもらったのが最初。
  ハンバートとはその後すぐに、大阪のライブイベント春一番で一緒になって、知り合った。2人の演奏を聴いて、彼らの親くらいの年代の人達が若い頃にやりた くても、技術もセンスも情報もなく、できなかったことを、飄々とやってしまっている感じがした。アメリカン.フォーク、アイリッシュトラッド、童謡等の影 響が強く、懐かしく感じるサウンドだけど、やはり新しい世代のミュージシャンだなあと思う。彼らの音楽はこれから増々、幅広い世代に支持されてゆくことに なるだろう。
 オレとハンバートの共演を知って、大阪からマーサのこゆきちゃん、金沢からもっきりやの平賀さん夫妻、札幌からまるちゃん等、各地 の知り合いがBYGに集まってくれた。オレの元マネージジャーの次郎さんも久し振りに観に来てくれる。麻田事務所の麻田さんがオレのライブを観に来てくた のは10年以上振り。一昨年までオレがいた事務所のスタッフだったがんちゃん、学生時代からの付き合いのカメラマンの和田ちゃん、ローリングシンガーズレ ビューではフリマーケットを出店してくれたKさん夫妻等は、もうBYGでのリクオ.ライブの常連。3月に久し振りに共演するあずみけいこちゃんも来てくれ た。ほんとさまざまな面々がBYGに集まってくれるようになった。
 道玄坂ミュージックサロンでは出演者同士のセッションを必ず行うようにしている。今回はハンバートの2人と6曲セッション。
 音の響き、空気感、歌心を2人がどれくらい大切にしているのかが、一緒に演奏すると、より実感できた。とにかく2人の演奏には無駄や気負いが感じられない。遊穂ちゃんも良成くんも力の抜けたいい声。あんな風に歌うのは難しいよ。
  ハンバートの音楽は素朴なのだが、洗練されている。良成君の音の完成度の高さと、洗練のされ方は高田渡さんに近いものを感じる。ただ渡さんのような人間の 臭みとかアク、味わいはまだあまり感じられない。もっとスマートできれいな印象。すっと入ってくる音楽。とにかくこうやって一回り以上下の世代から、いい 刺激をもらえるのは幸せなことだ。
 打ち上げでは、方々で、初対面の挨拶が行われていた。もっきりやマスターの平賀さんは、学生の頃に東京に住ん でいて、BYGに足を運んでいたそうだ。BYG社長の安本さんも金沢で30年以上続いているもっきりやのことがずっと気になっていたようで、この日の対面 をとても喜んでくれた。点と点が線になってゆく瞬間。
 ハンバートの音楽がそうであるように、自分の音楽も世代や時代や人と人をつなぐものでありたいと思う。
★安本さんと平賀さん。奥は朝ちゃん。打ち上げにて。

2006年2月11日土曜日

2/11 (金)

横浜ビブレにあるHMVでキョンさんとインストアライブ。
 正直、会場入りする前はモチベーションがあまり上がってなかった。でも、ステージで キョンさんと一緒に音を出した瞬間にぱっとスイッチが入って、心も体が踊りだした。そのままどんどん盛り上がって、一気に30分ステージを駆け抜ける。結 構汗かいた。今更ながら「やっぱ音楽はいいなあ。キョンさん素晴らしいなあ。」と思った。
 HMVで、バリーマン、グレイス.ポッター、カニエ.ウエスト、リチャード.ジュリアン、デヴェンドラ.バンハート、ラウル.ミドン、セルジオ.メンデスのCDとドクター.ジョンのDVDを買う。
 学生時代の音楽仲間が一家でインストア.ライブを観に来てくれたので、晩飯を一緒に食べる。
 明日のレコーディングに備えて、酒は控えめ。ビールを一杯。ワインを一口。

2006年2月9日木曜日

2/09 (木)

ソロアルバムに参加してくれる工藤さん率いるゴスペルコーラス隊、アフロ橘のレコーディング用のプリプロダクションを下北沢のスタジオで行う。
 プリプロの後総勢十数人で飲みに行く。アフロ橘のメンバーはほんと皆明るくて乗りがいい。この雰囲気をそのままレコーディングに生かせたらいいなと思う。
 スケジュールがきついのに、調子に乗って盛り上がり、かなり飲んでしまう。

2006年2月8日水曜日

2/08 (水)

エンジニアのニキさんのプライベートスタジオでレコーディング再開。
 ギター入れ2曲。歌入れ2曲。
 帰宅は夜中3時頃。

2006年2月6日月曜日

2/06 (月)

高山から早朝8時発の高速バスに乗って東京に戻る。結構しんどかったなあ。部屋に戻って、日中から寝てばかり。一気に疲れが出る。1日使い物にならず。

2006年2月5日日曜日

2/05 (日)

高山 ピッキン
 高山に行く前に住さん一家とうまい蕎麦を食べに行く。その後、住さんの奥さんが車で高山まで送ってくれる。
 高山に着いたら一段と冷える。雪が随分と残っている。
 早めにピッキンに着いたので、まだピアノの調律の真っ最中だった。1年5ヶ月振りのピッキン。このアプライトピアノが使用されるのも1年5ヶ月振りだそう。
  カウンターに座って、マスターの高原さんが入れてくれたコーヒーを飲みながら、高原さんとしばらくおしゃべり。毎年通い始めてもう8年になるお店なので、 すっかりリラックス。そういう場所が増えたなあ。知り合いを尋ねて年中、日本中を回っている感じ。お互い元気に再会できれば、やはり嬉しい。
 ツアー最終日にも関わらず、声がよくでた。お客さんはいつもより少なかったけれど、よく盛り上がった。
 打ち上げをピッキンでやったのは初めて。高原さんの手料理をはじめて食べさせてもらう。美味かったっす。

 打ち上げの途中で高原さんが、最近、衛生で放送されたボブ.ディランのドキュメンタリーをプロジェクターで流してくれる。これが、相当によかった。DVDが出るそうなので、買いである。やっぱ、ディランかっこええなあ。
 気付けば、用意してもらった芋焼酎の一升瓶が、空いていた。皆、結構飲むなあ。 

2006年2月4日土曜日

2/04 (土)

下呂市 住珈琲店
 JR高山本線に乗って下呂市飛騨小坂へ向かう。車内は結構込んでた。
 着席したら、隣に座っていた女性から「リクオさんですね」と声をかけられる。話を聞くと、彼女は今夜のオレのライブを観るためにわざわざ、千葉からやってきて、偶然隣席にオレが座って来たのだそう。
 そういうこともあるよな。ちょっとリラックスできないかなあ~、などと思ってる内に爆睡。相手の女性の方がかわいそうだった気がする。
 飛騨小坂は、名古屋から来たら下呂の手前にある山間の小さな街。本当に田舎。駅からお店まで、ほとんど人通りがなかった。
 今日のライブ会場の住珈琲店は普段は喫茶店。マスターの住さんが公務員の仕事を辞めて、奥さんとお店を始められたのが4年前。一昨年に続いて2度目の訪問。
 今日のお客さんはお店の常連さんが多かった様子。ライブを観る機会などめったにない人も多かったかもしれない。客席1列目に、すごくよく乗ってくれるのだけれど、終始手拍子がずれっぱなしのお客さんがいて、面白かったけれど、ちょっと惑わされた。
 住珈琲店でそのまま打ち上がり、鍋をいただく。しばらくしたら住さん達がギターを持ち出し、セッション大会が始まる。住さんはフィンガーピッキングの名手であった。
 夜中から雪が降り出す。またたくまに雪化粧。
★打ち上げで。右が住さん。

2006年2月3日金曜日

2/03 (金)

CRAZY FINGERS 1st LIVE DVD「LIVE!HAMMER!」発売記念インストア.ライヴ
大阪 タワーレコード難波店 出演:リクオ、Dr.kyOn
 風呂温泉好きなので、ツアー先の移動中に温泉や健康ランドに寄ったり、温泉付きホテルやカプセルサウナに泊まる機会が多いのだが、得三のある今池地区は実はカプセルサウナ天国なのだ。とにかくカプセルサウナが密集していて、しのぎを削っているからレベルも高くなる。
  今回の名古屋はあえて、今池に新しくオープンしたばかりのカプセルサウナを選んで宿泊したのだが、これが当たりだった。まず館内が清潔。風呂もサウナも広 くて充実いている。サウナだけでも3種類。水風呂も温度違いで2種類。リラックスルームもいい感じ。女性の宿泊もOK。チェックアウトが昼の12時までと いうのもいい。また泊まろ。
 ゆっくり風呂につかってからチエックアウト。伊藤君の運転する車で大阪難波へ向かう。車中、また寝てばかり。
 午後3時半頃、タワーレコード難波店到着。キョンさん、氏家さん、北側君と合流。5時から本番。氏家さんの司会、結構さまになってた。
 インストアライブが終ったら、北側君の運転する車でまた名古屋へ引き返す。次の日が下呂市なので、移動を考えてこの日も名古屋泊まりにする。で、またおなじカプセルサウナに連泊。ゆっくりと湯につかる。
 日が暮れたら、すごく冷える。

2006年2月2日木曜日

2/02 (木)

名古屋 得三
「Side by Side ~リクオとハシケン 真冬のツアー~」
 旅は道連れということで、付き添いは昨日までの予定だった伊藤君を口説いて、彼の運転する車で名古屋に移動。
 昨夜の打ち上げではしゃぎ過ぎて、正直しんどい。移動中、寝てばかり。
 リハーサル終ってから近くのサウナに行く。湯につかり、汗かいて、かなりすっきり。さあ本番。
 この日ハシケンがウクレレ弾きながら歌った「イエスタデー」よかったなあ。
 オレは1曲目で思わぬミスタッチ。恥ずかし。気を取り直して、後はマイペース。二人のセッションも集大成という感じでよかった。
 今回のツアーは、どの場所もほんと音がよくて演りやすかった。お客さんからもいいバイブをたくさんもらった。ハシケンとの共演はとてもいい刺激になった。二人とも力まずにお互いの持ち味を出し合えた気がする。
 ハシケンもオレも前よりちと器が大きくなったんちゃう?お互い男盛りということで、増々いっときやしょう!
 ライブの後も得三に残って打ち上がる。得三は朝の5時まで営業。マスターの森田さんは糖尿にもかかわらず、また泥酔。なんか磔磔の水島さんに似てきたなあ。この日はツアー最終日ということでハシケンも飲む。楽しい宴。
 まるちゃん、伊藤くん、小早川さん、感謝。また。
★酔いどれ森田氏。

2006年2月1日水曜日

2/01 (水)

神戸 ラフレア
「Side by Side ~リクオとハシケン 真冬のツアー~」
 店入りする前にカフェフィシュで、kissFMの番組収録。パーソナリティーはシンガーのサクラちゃん。ライチを食べながらのリラックスした収録。
 リハーサルはさっと終える。特に二人のセッションの部分は新鮮味を保つためにも、これ以上はなるべく音合わせしない方がよい。ハシケンもそのへん、良くわかっているので問題なし。
 ライブ会場のラフレアは、何度もお世話になっている神戸のデカ箱カフェ、カフェフィッシュ系列のお店。フィッシュの北村くんにはフイッシュ関係のライブで毎回お世話になっている。イベントの内容によって、系列店のお店を選んでブッキングできるなんて、贅沢だなあと思う。
 ハシケンもオレも場所によってステージの内容が結構変わって面白い。
 「お、今日のハシケンはそう来たか。オレはどうしょっかな?うん、ステージに上がって決めよう。」って感じ。
  北海道常呂町で毎年ライブを企画してくれている浦西さんを客席に発見してびっくり。2人の共演を知って、このライブのために遠路はるばる神戸まで観に来て くれたそう。神戸で被災者のボランティア活動をしているスタート長田のますみさん他スタッフの子達も観に来てくれたので、皆打ち上げに参加してもらう。
 ハシケンはツアー中はアルコールを断っているのだが、打ち上げにはちゃんと付き合ってくれる。この日も楽しく打ち上がる。ちとはめをはずす。
★デザートを食べてるサクラちゃん。
★ハシケン本番中。