2007年2月11日日曜日

02/11 (日)

 本日もソウルフラワーユニオンのレコーディング。ベーシックは録り終えたので今日からダビング。オレはコーラスで参加。どの曲も、キーが高い。普段は使わないキー。今日の録りは楽かなと思ってたら、そうでもなかった。
 コーラスが入って、曲がよりポップになる。中川君の作るメロディーは、親しみやすく、覚えやすい。案外その部分が伝わっていないように思う。
 自分は基本的にソロアーティスト、フロントマンとしての活動を中心にしているから、これだけがっつりと人のレコーディングに付き合うことはめったにない。それだけに発見もあって面白い。いつもと違う現場で、自分のやりたいことについてもあらためて考える機会が持てた。

2007年2月9日金曜日

02/09 (金)

 ソウルフラワーユニオンのレコーディングのベーシック録り最終日。オレはレコーディングした6曲全曲にピアノとアコーディオンで参加。
  スタジオ入りしたのが、昼の12時。オレがスタジオを出たのが、翌朝の7時。その時点でもメンバーはまだスタジオに残って、作業を続けていた。これだけ、 長時間つめてやるレコーディングもめずらしい。ベーシック録りの進め方はバンドメンバー全員+オレによる同時演奏なので、基本的にリズム隊のベストテイク が録れるまでは、それ以外の演奏がよくても、延々とテイクを重ねることになるのだ。こんなにたくさんのテイクを録るレコーディングは初めてかも。こういう やり方はバンドでないとありえない。
 リーダーの中川君の耳と集中力は凄い。演奏だけでなく、録音テイクのディレクションも彼が中心にやっているので、スタジオにいる間、休める時がないのだが、ずっと集中力が途切れない。リズムやピッチのずれに対しても、すごく敏感。
  今回の録音では、バンドの乗りに合わせ過ぎるよりも、違った乗りを持ち込むこと、バンドの演奏に乗っかって賑やかす、遊びの感覚で演奏することをイメージ した。 バンドのメンバーではない気楽な立場で演奏することが大切のように思ったし、ある程度そのようにさせてもらった。
 クリックを使っての録音なので、自分のリズムの癖や揺れが客観的に分かった。自分の演奏にじっくり向かい合う機会が持てて、勉強になったなあ。
 どんな作品に仕上がるのかすごく楽しみ。いい作品になるだろう。

2007年2月6日火曜日

02/06 (火)

 明日から始まるソウルフラワーユニオンのレコーディングの為のリハーサルに参加。前日も同じリハーサルが入っていたのだが、体調不良のために休ませてもらった。薬は飲まずに、1日休んだら、熱も下がり、すっきりした気分。1日で6曲分のリハーサル。
 久し振りにアコーディオンをたくさん弾く。ロックバンドの中での演奏は久し振りで、普段より回りの音が大きいから、力が入る。肩と腰の筋肉が張った。
 リハーサルが終わり機材の搬出にかなり時間がかかる。スタッフはいるのだが、機材の量があまりにも多く、メンバーも全員参加して搬出作業。機材は多いし、人手がいるし、経費かかるし、バンド維持するのってほんま大変やなあと思う。

2007年2月4日日曜日

02/04 (日)

南青山 CRAZY FINGERS(リクオ/Dr.kYON/YANCY)at AYOYAMA月見ル君想フ  
 短いツアーの最終日。風邪をひいちまったあ。。。。
 豊橋から移動の車中、とにかくひたすら寝る。東京に戻ってリハを終えた後も開演直前まで楽屋で寝る。オレは結構どこでも寝れる方で、これはツアーをやる人間にとっては、かなりの強み。
 ステージに上がれば、だいぶ気持ちはしゃんとしたけれど、歌わずにバッキングを続けているときは、時おり頭がぼ~としてしまった。
  ヤンシーが昨年秋に作ってきた新曲「On the beach」の演奏が凄いことになってきている。演りながら、どんどん高揚してきて、どこまでものぼりつめてゆく感じ。この日のキョンさんの後半のピアノ ソロは、今までの中でも最高の弾けっぷり、爆発っぷりだった。レッドゾーンを越え、針が完全に振り切れた感じ。
 3人のグルーヴは確実に増している。バンド.マジックを共有した3日間だった。
 キョンさんは翌日人間ドッグに入る為にお酒が飲めず、ヤンシーもずっとツアーが続いて翌日もレコーディングが入っているからほとんど飲まず、オレも体調不良のため、この日はライブ後に軽く乾杯して三々五々。普段ではありえないっす。
 60wattsのタケシが観に来てくれていて、ライブ後も乾杯に加わってくれたのだが、一緒にがっつり飲むことができず、残念。このリベンジは4月に。

2007年2月3日土曜日

02/03 (土)

豊橋 CRAZY FINGERS(リクオ/Dr.kYON/YANCY)at HOUSE of CRAZY
 HOUSE of CRAZYの松崎さんからは、随分前からクレフィンのライブをやりたいという話をもらっていたので、今回やっと実現できたなあという感じ。
 HOUSE of CRAZYというお店の名前は、実際にニューオーリンズに存在するライブスポットから拝借したそうだ。松崎さんは、ニューオーリンズで行われるフェスに毎 年参加するくらいに、ニューオーリンズという街とその街から生まれた音楽を愛している。クレフィンもニューオーリンズで生まれた音楽から多大な影響を受け ているから、HOUSE of CRAZYでライブを演らせてもらうというのは、必然の流れ。
 お客さんもニオイを感じ取ってくれたのか、遠方からもたくさん集まってくれたようだ。そりゃ、盛り上がらんわけがない。HOUSE of CRAZY FINGERSはええ感じの祝祭空間になった。
 ヤンシーが打ち上げでまた、ほっけを注文。
★高山からの移動中、高速のパーキングにて。
★リハーサル風景。

2007年2月2日金曜日

02/02 (金)

CRAZY FINGERS(リクオ、Dr.kyOn、YANCY) at飛騨高山 遊朴館
 冬の高山はやはり寒い。それでも、地元の人に言わせれば、今年は暖冬で、例年の寒さはこんなもんじゃないそう。
 今日は午後からまず、ヤンシーと一緒に地元のNHKラジオに出演。その後オレが高山に来た時の行きつけの蕎麦屋で蕎麦を食べてから、毎年ライブでお世話になっている喫茶店ピッキンへ。ヤンシーもピッキンではコテツちゃんと2度ライブをやりに来ている。
 マスターの高原さんは、年明けに奥さんを癌でなくされたばかり。今はお店を一人で切り盛りされている。高原さんはいつものように、明るい笑顔で自分達を迎え入れてくれた。その振る舞いには、こちらに気遣いのないようにとの配慮も含まれていたように思う。
 キョンさんもJRで無事高山に到着。遊朴館で合流。
 ライブは前売の段階で、ソールドアウト状態。高山でこれだけのチケットを売るというのは、大変なことだと思う。会場の音もよくって、みきちゃん達には、最高のお膳立てをしてもらった。
 はじめてクレフィンを体験するお客さんが大半だから、最初はリアクションに戸惑いが感じられたけれど、ライブが進むにつれて、客席とステージが一体化していった。この日はお客さんの表情が実によく観えて、ときめきがステージにも伝わって来た。
  打ち上げも長く濃かった。ヤンシーは2週間に渡る北海道ツアーを終えたばかりなのに、高山の打ち上げでもほっけを注文。北海道でさんざん食うたやろうに。 夜も更けてから、3件目に行ったら、ヤンシーが先に到着して、今度はラーメン食ってた。こんな時間帯にラーメン食えるんや。キョンさんは酔い気味で「それ は自由だ~」って言ってました。

2007年2月1日木曜日

02/01 (木)

 午後から三宿で、キョンさん、ヤンシーと、明日からのクレフィン.ツアーのためのリハーサル。
 3人で音を出した瞬間に「お~!!」という感じ。やっぱり楽しいし、刺激になる。クレフィンはソロとは使う筋肉が違う感じ。瞬発力を使うし、カロリーの消費量もぐっと増える感じ。
 リハーサルの後、機材を車に詰め込んで、オレとヤンシーとスタッフの酒井君はその車に乗り込み、明日のツアー先である飛騨高山に向けて出発。キョンさんは明日当日にJRで高山入り。
  高速に乗っている間は順調。松本で高速を降りて一般道に出てから、どんどん雪が深くなってゆく。それに加え、山間の曲がりくねった渓流沿いの道が長く続い たので、結構なスリル。酒井君には、今回のツアーに備えてスタットレス.タイヤを用意してもらっていたのだけれど、雪道に慣れていないせいもあり、ひたす ら徐行。ハンドルに体を寄せて、かなり緊張しながらの運転。追い込みのかかった受験生みたい。
 夜中1時頃に無事高山着。酒井君はやれやれという様子。ヤンシーはいつものヤンシースマイルで一言。
「楽しい移動だったなあ」
★曲がりくねった雪道。