2007年5月21日月曜日

ホスト力

ホスト力
下北沢 440(Four forty)
「有楽町音楽室 別館 Vol.1」
ニッポン放送「オールナイトニッポン~有楽町音楽室」と連動した新イベント。リクオがホスト役になって、次世代のNEW ARTISTを紹介します。
【出演】リクオ/大久保海太/大柴広己
 めずらしく朝ちゃんが入り時間より30分程遅れてやってくる。見るからに覇気がない。ひどい二日酔いとのこと。昨夜、飲ませ過ぎてしまったなあ。でも演奏はいい感じ。
 客席はいつもの自分のライブよりも固め。まあ、新イベント1回目ということで仕方ないか。MCに対してもいつもより反応がない。すべってんのかオレ?まあマイペースでやりますか。
 朝ちゃん&歩ちゃんとのセットはもう3年くらいやっていて、ほんと息がよく合う。オレのわがままにもついて来てくれる。すごく楽にやれる。ステージの演奏者がリラックスして楽しんでいれば、ある程度は客席に伝わるものだ。
  大柴君は声とリズム感が抜群に良い。曲作りもうまい。若い頃からうまい人って最近多い。楽屋で話してたら、ジャミロクワイと玉置浩二が大好きなんだそう。 この二組を自分の中で違和感なくならべられる柔軟さがいい。自分もそうありたい。素直で吸収力があるのだろう。24歳とのこと。自分が24歳の時って、 もっとかたくなやったし、突っ張ってたなあ。
 本番は緊張していたそうだが、セッションの時はとても気持ち良さそうに演奏しているように見えた。耳がいいし、共鳴力がある。関西人のわりには、つっこみ&ぼけ力は弱いなあ。
  大久保君からは現状を打破したいという強い意志を感じた。既に30歳で次世代のアーティストというにはキャリアも10年と長い。彼の理想に向ってあがき 闘っている姿に自分の30くらいの頃を重ね合わせたりした。多分、海太君もオレも、回り道をして、時間をかけて、何かを掴んでゆくタイプなのだと思う。一 緒にしたら悪いかもしれんけど。理想や憧れの呪縛から逃れて、回りの景色や自分自身をさまざまな角度や距離から眺めてみる余裕も必要かと。
 人を観て自分のことを考えるね。
 ライブにはサンタラの砂田君や、広沢タダシ君、メレンゲの山崎君といった自分よりも一回り以上下の世代のミュージシャンも遊びに来てくれた。こういうイベントがミュージシャン同士の交流の場にもなればよいと思う。
 しかし最近のオレは増々ホストづいてるなあ。まあ考えたら地方でも打ち上げでも、ホストみたいな立場のことやってきたもんなあ。知らん間にホスト力が身に付いてきたかも。
  この日の打ち上げの間もいろんな人をいろんな人に紹介したり、テーブル移ってみたりして、やっぱオレってホスト気質?2次会はラカーニャで。金子マリさ ん、マリさんの息子のケンケン君、エンジニアの加納さん等もいて賑やかな宴。今回もまたご近所さんの中川五郎さんが遊びに来てくれて、打ち上げに参加。最 近、誰と飲んでるって、五郎さんと飲む機会が一番多い。
 帰りも、途中まで同じ道なので五郎さんと野郎2人で帰る。翌日また五郎さんからメールがきて、「旅から帰ったら美女を呼んで飲みましょう」とのこと。はい、喜んで。

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