2009年2月28日土曜日

今週はスタジオ通い

 ソウルフラワーユニオンのレコーディングのため、この6日間都内のスタジオに通い続けた。自分の住む藤沢市は都内への通勤圏内なのだが、自宅からだと片 道約1時間半、往復で3時間の移動時間になる。6日間毎日往復してみて、これを日常で続ける会社員の人達は結構大変だなあと思った。

 同 じ演奏をするにしても、ライブとレコーディングでは演奏のアプローチも変化するし、集中力の使い方も違ってくる。自分はライブの現場が圧倒的に多いのだ が、もちろんレコーディングでの緊張感のある現場にもやりがいを感じる。どちらかというとレコーディングの現場にいる方が、自分の課題を具体的に見つけや すい。

 ソウルフラワーユニオンは立ち止まることのないバンドだ。今回のレコーディングにも新しい血が色々と導入されていて、多いに刺激を受けた。
 彼らの新作、期待して間違いないと思う。

2009年2月22日日曜日

ラストワルツ再オープン記念ライブ

郡山 ラストワルツ 
 ラストワルツは昨年一旦店を閉めて、場所を移して今月再オープンしたばかり。その再オープン後の記念すべき初ライブを今回自分が演らせてもらうことになった。
 移転後のラストワルツを訪れるのはもちろん始めて。お店は以前のニオイを残しつつ、より明るくオープンな雰囲気になった。マスターの和泉さん、スタッフのMちゃん、Kちゃんも元気そう。今回始めて会ったもう1人のスタッフの子もいい感じ。
 店を閉めて再オープンするまで色々と苦労があったことも聞いていたので、ほんとによかったなあとの感慨。
 ライブ中もライブ後もお店にはずっといいヴァイブが満ちていた。うん、ラストワルツ、きっと大丈夫。いい予感がした。
 ライスワルツの打ち上げでは自分がDJになるのが恒例。皆でアホになって踊り騒いだ。

 和泉さん、そしてラストワルツのスタッフのみんな、心からおめでとう!
 これからもよろしくね。

2009年2月20日金曜日

1年2ヶ月振り

新潟 Gioia Mia (ジョイア.ミーア)
【オープニングアクト】クマガイマコト
 新潟市街には雪が少し残っていた。
 そう言えば新潟に来るのはいつも冬やなあ。
 今回の新潟ツアーには音楽ライターでディレクターでもあるK氏が帯同。K氏とは今年に入って、多分10年以上振りの再会を果たしたばかり。ちょっとしたきっかけで新潟まで来てもらうことになった。
 久し振りのジョイア.ミーア。1年2ヶ月間が空くと再会する人達の状況も変わってゆく。
 前回のジョイア.ミーア.ライブでもオープニングで歌ってくれたクマガイ君には最近子供ができた。今回もクマガイ君と一緒にライブを企画してくれた石山さんはジョイア.ミーアを辞めて、昨年からフリーの立場でイベント企画の仕事を始めた。
 ジョイア.ミーアのグランドピアノの音色も前回とは違っていた。艶っぽくなって色気が増した。何があったんやろう?自分も変わったのかな?
 街の様子も少し変化していた。市の条例が出来て風俗店のキャッチを見かけなくなった。
 そう言えば自分もこの1年2ヶ月で変化があったよな。
 皆色々ありながらも、元気に再会できたことが嬉しい、ありがたいと思える。
 はじめて出会う人達、再会する人達、皆で貴重な夜を味わい、楽しんだ。
★打ち上げにて。

2009年2月18日水曜日

江ノ島で打ち合わせ

 よく晴れた。
 昼過ぎに「海さくら」代表の古澤くんと江ノ島で待ち合わせる。展望台近くのカフェに行き、ランチを食べながら、9月に「海さくら」が江ノ島で主催する野外ライブイベントについての打ち合わせをする。
 デッキから海を見下ろせる最高のロケーション。この場所にもサブステージを設置しようという話になる。わくわくするなあ。
 「海さくら」のイベントには06年から関わってきたけれど、今回は湘南に暮らす地域住民として参加する意識が強い。この9月の江ノ島イベントを成功させることが、自分の今年の大きな目標の一つ。

 古澤くんとの打ち合わせの後はチャリンコで藤沢駅まで走って、この日2つめの打ち合わせ。最近は自分が東京に出向くよりも、相手がこちらまで来てくれる事が多くて、ありがたい。
 東京と湘南の距離感は今の自分に合っていると思う。

2009年2月14日土曜日

茅ヶ崎でランチ

 昨日は春一番の風が吹いた。今日はこの時期では考えられないくらいに気温が上昇して、すっかり春の陽気。
 日中はチャリンコで茅ヶ崎まで走り、海沿いのカフェでバンバンバザールの福嶋君とランチする。
 特に用件があったわけでなく、先日電話で話した時に、「せっかく隣街に住んでいるのだからたまにはお茶でもしよう」ということになったのだ。
 お互いの近況を話し合い、色々と情報交換する。ツアー暮らしを長く続けている者同士、通じ合う部分が多い。
 話していて「ツアー生活を続けながら、それ意外の日常の『暮らし』も充実させてゆくこと」が、福嶋君にとっても自分にとっても、これからのテーマなんだと感じた。

2009年2月11日水曜日

タイムリー共演

渋谷 BOXX 
TOKYO ACOUSTIC NITE 2008 Presents
「詩のチカラ」~Winter 1 Week Series~
【出演】リクオ/三宅伸治
 BOXXでのライブは2度目。
 ライブハウスならではの音圧、天井の高さからくるスケール感のある響き、ミラーボールを常設したカラフルな照明、それらがやたら新鮮に感じられ、場に煽られて演奏できた。
 ライブの後にお店のスタッフの1人が「この場所は同じ渋谷にあるBYGとは対照的に劇場的な空間にしたいんだ」と言っていたのを聞いて、なるほどと思った。酒場の猥雑な空気とはまた違う、劇場ならではの演出による非日常空間を楽しませてもらった。

  この日の共演者の三宅さんとの出会いは、自分がまだ学生の頃だから、もう20年以上前に遡るのだけれど、これまで2人でセッションするようなことはめった になかった。こんなにたくさんの曲を一緒にやるのは今回が始めてのことだ。この時期にミッキーと三宅さんと続けて共演させてもらえたのは、自分にとってタ イムリーだったように思う。
 お里が近くて、互いの共通言語があるから、セッションしていて本当に楽しかった。
 けれど今回の共演を通じて、自分は2人に比べると「一つのスタイルに身を捧げる」というような意識が希薄なんだと感じた。かと言って、色んなことができるわけでもないのだけれど。
 自分は時期によって少しずつ衣装が変わって行くタイプなのだと思う。
 けれど、いつでもこの場所に戻ってこれる自分でいたいし、ミッキーや三宅さんが大切にしているものを、自分も同様にいつまでも大切にしてゆきたいと思う。

2009年2月8日日曜日

ツアー帰りで飲む

 帰宅中に山口洋から電話があり、今日の夜、藤沢駅近くにあるレディオ湘南の生番組に出演するので、その後飲みに行こうとの誘い。
 夕方に帰宅し たら、今度は大阪の広告代理店の知り合いから電話があり、今東京に来ていてライブイベントの話をしたいので会いたいとのこと。今から東京まで行くのは無理 だけれど、そちらが藤沢駅まで来てくれるなら時間作れそうだと伝えると、ほんとに藤沢までスタッフを1人連れて会いに来てくれる。
 というわけでヒロシと合流する前に、前から行ってみたいと思っていた居酒屋へ2人を連れて行く。 
 店内のディテールにこだわりとセンスが感じられ、料理も美味しくて、とてもいいお店だった。お陰でお酒もすすみ、会話も弾んだ。
  このお店に足を運んだ一つの目的は、ミュージシャンでもあり、ライブイベントのオーガザナイザーでもあるというオーナーに会うことだった。しばらくしてか ら、お店のスタッフにオーナーを紹介してもらい、お互いに自己紹介。ほどなく打ち解けて、話も弾む。お互いが格闘技好きだということが判明してからは、リ ングス話などでさらに盛り上がる。
 ほどなくして、ラジオ出演を終えたヒロシチーム6名が合流。方々で新しい出会いがあり、みなオープンに盛り上がる。
 この街には人の心をほぐしてオープンにさせる空気がある。ツアーの疲れも忘れて出会いを楽しむ。

豊橋で途中下車、三宅伸治ライブに飛び入り!

 この日は帰宅の予定を変更して、急遽豊橋駅で途中下車。
 実は前日名古屋得三ライブでの打ち上げの席で、知り合いから、翌日豊橋で三宅伸治さんのライブがあることを知らされ、酔った勢いですぐ三宅さんに電話して、明日のライブに飛び入りすることを予告してしまったのだ。
 当日朝になり、酔いも冷めた状態で、どうしようかと少し迷ったのだけれど、3日後に渋谷で三宅さんとの共演を控えていたこともあり、こういう流れも面白いなと思って、予告通りライブ会場のハウスオブクレイジーへ向かうことにする。
 お店には自分の方が三宅さんより先に到着してしまい、マスターの松崎さんと2人で三宅さんの到着を待つ。松崎さんとはもう20年近い付き合い。オレのいきなりの訪問を喜んでくれた。
 30分程して三宅さんチームが到着。オレの存在に気付いた三宅さんはちょっと驚いた様子。はい、ほんまに来ました。
 本番中は、ステージに呼ばれるまで、客席後方のカウンター近くで、ビール飲みながらライブを楽しませてもらう。
 前半はテンポを押さえた聴かせるナンバー中心。心のやわらかい部分に触れる歌ばかりだった。三宅さん、相変わらず新しい曲を書き続けてるなあ。
 ステージ後半で三宅さんに呼び込まれて6曲セッション。これがまた実に楽しかった。
 この日の打ち上げも豊橋の知り合いや、初対面の人達と多いに盛り上がる。
 三宅さん、ありがとう。
★店から路上に飛び出しての熱演!

2009年2月7日土曜日

名古屋で調子に乗りまくる

名古屋 TOKUZO(得三)
「ピアノマンの逆襲2009」
【出演】リクオ/伊東ミキオ
 ロケンロールピアノマン、ミッキーとの久し振りのジョイント。
 2人とも年明けから曲作りに取り組んできたので、それぞれのソロステージで新曲を数曲ずつ披露し合う。
 ミッキーはステージングも演奏も以前より緩急がついて、柔軟性が増した。シンガーとしての自覚も増々高まりつつあるようだ。現在進行形の姿を充分に感じさせるステージだった。
 実は、今年に入って完成させたばかりの1曲を、ミッキーにプレゼントさせてもらった。彼も気に入ってくれて、ソロアルバム用にレコーディングしてくれるとのこと。そのナンバーを後半のセッションタイムで共演。うん、手応え有り。
 ミッキーと共演するときだけオレは通称リッキーになって、いつにも増して弾けまくる。特にこの日は「どこまで行くねん」と自分に突っ込みたくなるくらいに振り切れた。
 とにかく楽しい。笑顔にあふれたライブ。得三やっぱりええ店やなあ。
 
 「ロックンロールにはかわいらしさがなくちゃいけない」
 これは今から20年くらい前に山口富士夫さんから聞かされた言葉なのだけれど、ミッキーとのステージでその言葉を思い出した。
 シンプルな音楽、ロックンロールミュージックの持つ力を再認識した夜だった。  

 ライブから打ち上げまで夜通し調子に乗りっぱなしだった。

2009年2月5日木曜日

皆で江ノ島水族館へ行く

 年が明けて時間に余裕ができたら、色んな人達が自分の暮らす街に遊びにきてくれるようになった。来てくれる人達も湘南のゆったりした空気がいい息抜きになるようだ。
 この日はスカパラのドラマーのきんちゃん、ダンサーのみっち、ミキサーのイデイ君が遊びに来てくれたので、皆で江ノ島水族館へ行く。
 夜は藤沢駅近くのなじみのお店に皆を連れて行く。
 きんちゃんとは昔からお互いにその存在は知っていたけれど、きっちりと繋がったのは去年のHONZIイベントがきっかけ。ほんとにオープンなナイスガイ。また同じステージに立つことになると思う。
★夕陽をながめるきんちゃん。

2009年2月3日火曜日

久し振りに下北満喫

7日の名古屋のライブに備えて、伊東ミキオ君と夕方まで下北沢でリハーサル。
 リハの後にミキオ君から「軽く一杯行きますか?」と誘われて断る理由なし。この時点では終電を逃すつもりはなかったのだけれど。
 まずは料理の美味い居酒屋で乾杯。会話も弾んでお酒もよくすすむ。
 居酒屋を出た後は、ライブハウス440へ。先週大阪で共演したえびちゃん(海老沢タケヲ)とシガキ君が出演しているということでライブの途中から顔を出す。もう1人の出演者、岩崎愛ちゃんを観たのはこの日が始めて。よく届く、とてもいい声だった。
 ライブを見届けた後は、長くお世話になっているラカーニャへ顔を出す。
そこでシンガーの金子マリさんとプロデューサーのうねちゃんに遭遇。うねちゃんがシガキ君とつながっていたこともあって、3人で再び440へ向かい、打ち上げに合流。
  そのうちに大柴広己くんも打ち上げに合流。ミキオ君も知り合いの若いミュージシャンを呼び出して、場はますます賑やかに。頃合いをみて、大柴君にその場で 1曲アコギの弾き語りを頼んだら、躊躇なく歌ってくれる。それから後はその場にいたシンガー達が立ち代わり弾き語り続けて、歌声喫茶状態に。
 完全にスイッチがはいってしまった。
 で、朝帰り。
★盛り上がってます!

2009年2月1日日曜日

やっぱりオールドタイム

和歌山市 オールドタイム
 多分2年以上ぶりのオールドタイムである。
 まずマスターの松本さんが元気そうだったのが何より。
 この場所での自分の声は他にはない響きがある。毎回、この感じをずっと忘れなければいいのにと思う。つまり自分の可能性に気付かせてもらえるのだ。この日もそうだった。
 やはりまた戻って来ないとね。
 多分5、6年振りになる知人との再会もあり、やはり来てよかったなあと。