2009年4月9日木曜日

江坂に帰るーKeeo on funky!

大阪市 江坂 MUSE
「江坂ミューズの春!来てほしかったんだよ!」
【出演】ベベチオ/ANATAKIKOU【ゲスト】リクオ 
【オープニングアクト】高木まひこ(シェキナベイべーズ)
 ホテルで目が覚めたら二日酔いだった。
 体をひきづるようにして大阪へ向かう。
 この日のライブ会場の江坂 MUSE は、自分が13年前まで住んでいたアパートからチャリンコで5分くらいの距離。自分にとっては懐かしい街だ。
 リハーサルの後、ようやく二日酔いも冷めて来たので江坂界隈を散歩する。13年前にはなかったユニクロ、ブックオフ、スターバックスといったさまざまなチェーン店がオープンしていたけれど、街の雰囲気自体は以前とそんなに変わっていなかった。
  当時毎日のように通っていたカフェがまだ変わらず同じ場所にあったので、久し振りにお茶する。仕事がなくてすごく暇だった90年代半ば頃、このカフェで本 を読んだり、歌詞を書いたりして、よく日中の時間をやり過ごしていた。今思えば贅沢な時間だった。あの頃の「溜め」がその後の創作に及ぼした影響は大き い。

 この日のライブを企画したムーちゃんは、十三にあるライブハウス、ファンダンゴの初代店長で、学生時代からの20年を超える付き合い。彼女がライブ中に、お客さん以上に盛り上がって踊り狂うファンキーな姿は、ファンダンゴの象徴であった。

  若い世代との共演になると、自分はいつも以上にはりきってしまうところがある。スタンディングで程よく埋まったフロアの熱気とよく回るミラーブールがさら に自分をその気にさせた。そして、ムーちゃんはやはりフロアの最前列で多いに弾けていた。その姿勢は20年経っても変わらない。
 共演者のベベチオ、ANATAKIKOU、高木まひこ(シェキナベイべーズ)は皆大阪在住。この街の空気、時間の流れの中でこそ育まれたであろう乗りや
個性をそれぞれに感じた。飲んでも楽しい奴らばかり。
 大阪って、やっぱりええなあ。

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