2010年2月28日日曜日

久し振りのBATTLE-STAGE

熊本 BATTLE-STAGE
オープニングアクト:Wall Flower/しぶき
 BATTLE-STAGEでライブをやるときは、お店のある上通り界隈で買い物をするのが恒例化している。この日は帽子を3つ、長袖のシャツを1枚を買う。購入した帽子の内の一つはこの日のステージで被る。

 Wall Flowerの辻川さんがオープニングアクトで演奏してくれるのは今回が10回目とのこと。彼女のピアノは以前よりも音が立って抜けがよくなった感じ。彼女も前に進んでいるんだなあと思った。

 BATTLE-STAGEのグランドピアノを弾くのは2年3ヶ月振りだった。以前よりも鍵盤が指にすいつくような感触。実に弾きごたえがあった。PAの寺崎くんもいい音を作ってくれて、終始気持ちよく演奏させてもらった。
 代表の林田さんはじめ多くの人と再会。

2010年2月27日土曜日

博多から熊本へ

博多のホテルをチェックアウト後、「つくす」のアヤコちゃんと熊本へ移動して、プロモーション活動。
 週末ということもあって市街の上通り、下通り界隈は人通りが多く、夜遅く迄とても賑わっていた。上通り界隈は大店舗ばかりでなく、小さなブティック、カ フェ、CDショップが多く、オシャレな若者も多い。熊本は市街が一画に密集していることで、街の機能が保たれているのだと思う。
 来年、熊本にもいよいよ新幹線が通ることになるけれど、博多という九州で一番の都市がぐっと近くなることによって、プラスマイナスどちらの影響も出てくるように思う。

2010年2月26日金曜日

熱気充満

福岡 DREAM BOAT
 昼間にFM生出演と収録を何本かこなしてから会場入り。
 DREAM BOATはアメリカンパブ風のライブハウス。飲食が充実していて、自分にとっては開放的な空間をコーディネイトしやすい場所。
 特にライブ後半は、目を閉じればソールドアウトした会場かと思うくらいの盛り上がりで、場内に熱気が充満していた。

 この日もアンコールの最後で、清志郎さんとの共作で「リクオ&ピアノ」に再録した「胸が痛いよ」を歌う。数ある持ち歌の中でも特に感情が入ってしまう曲 なのだけれど、感情には流されないよう心掛けている。この曲を歌い始めた18年前はもっと苦しげに歌っていた。それしかできなかった。
 清志郎さんはどんな熱く切ないソウルバラードを歌っていても、感情に流されてくずれることはなかった。
 昨年の5月頃を境にして自分の歌はどんどんエモーショナルになっているように感じる。

 20年前まで京都の老舗ライブハウス拾得のスタッフだったRちゃんが、福岡に帰郷してから20年振りに、この日の自分のライブに足を運んでくれた。とても嬉しい再会だった。

 ライブ後もDREAM BOATに残って打ち上がり、ライブ後半は自分がDJになってマスターのジュンペイさんらと一緒に大盛り上がり。


2010年2月25日木曜日

長崎、博多でプロモーション活動

 今回の九州ツアーでお世話になっているイベンター「つくす」のアヤコちゃんのブッキングで長崎と博多でプロモーション活動。FM収録、生出演、紙媒体取材等で1日動き回る。
 今回、「つくす」にはイベンターという立場を超えて、アルバムのプロモーションにも付き合ってもらっている。熱い思いがストレートに伝わってくるのが嬉 しい。こちらも思いに応えねばという気持ちになる。「つくす」を紹介してくれた山口洋にも感謝しないとね。

2010年2月24日水曜日

長崎で波止場ライブ

長崎 ベイサイドバーR-10
【オープニンヅアクト】総一郎
 この日の長崎は日中20度を超える陽気。ランタンフェスティバルと坂本龍馬で街は活気づいている様子。
 ライブ会場のR-10は出島ワーフ波止場沿いにあるしゃれたライブバー。今回もお世話になった力野くんとマスターの工藤ちゃんは自分よりも4、5歳年下 なんかな。若い頃は相当ぶいぶい言わしてたんやろなと思わせる佇まい。アウトローのまま大人になって、今も面白いことをやらかそうとしている姿勢が頼もし い。

 客席越しに夜景を眺めながらのステージ。素晴らしいロケーション。
 この夜は諸条件が重なって、いつも以上に渾身のステージになった。ツアー暮らしを続ける中で、さまざまな条件を受け入れてプラスに転化する術が以前よりも身に付いたと思う。

 オープニングでギターの弾き語りを聴かせてくれた総一郎くんは、地元長崎で活動を続けるラグタイムギターの名手。その演奏を聴けば、ホントに自分が好き なことだけを追求し続けている者にしか出せない音だとわかる。総一郎君とのアンコールセッションも楽しかった。
 
 この日、新作「リクオ&ピアノ」が追加プレスされたことを知る。やはり嬉しい。

2010年2月20日土曜日

「リクオ&ピアノ」発売記念ライブat江ノ島 虎丸座

リクオ・アルバム発売記念ライブ・ツアー「リクオ&ピアノ」
場所:神奈川県藤沢市片瀬海岸 虎丸座
【スペシャルゲスト】斎藤有太/YANCY
 「リクオ&ピアノ」は今の自分の暮らしが多いに反影された作品だ。レコーディングは、自宅からチャリンコで7分の海沿いのライブホール、虎丸座を借りて 行われた。江ノ島の海を一望できる最高のロケーションの中、日中は自然の力を借りて、深夜にはアルコールの力を借りたりしながら、風通しの良い環境の中 で、心地よいエネルギー循環を感じながら作業を進めることができた。
 約2年前に海のそばに越して来てから以前よりも五感のバランスがよくなった気がする。チャリンコで5分行けば海があり、チャリンコで10分行けば飲屋街があるという環境は今の自分にとても合っていた。
 アルバム発売記念ライブの会場の一つに、レコーディング場所の虎丸座を選んだのは、自分にとってはごく自然な成り行きだった。
 来てくれるお客さんに アルバムに収めた空気と冬の江ノ島をぜひ感じてもらいたかったのだ。江ノ島の景色は空気が乾いて晴れた日の冬が一番美しい。
 当日は快晴に恵まれた。日中は気温が上がり潮風が心地よかった。人出も多くたくさんの鳶が空を待っていた。この日の夕陽も素晴らしかった。リハーサル中の虎丸座からも色っぽい富士山のシルエットと最高の夕陽を拝むことができた。

 レコーディングに使用した2台のピアノは季節を越えて微妙にその音色とタッチを変えていた。そして自分もレコーディングを経て、年を越えて何かが変化していた。その互いの変化がとても新鮮だった。
 ゲストに同じピアノマンの斎藤有太とYANCYが加わると、さらに新しい世界がひらけた。クレイジーフィンガーズではさんざん同じ舞台に立っているのだ けれど、こうやってグランドピアノでじっくりデュオ演奏する機会は今迄なかった。お互いにクレフィンのときとは演奏のアプローチが変化した。一音への思い 入れが深まって、相手の奏でる音が目に見えるような感覚。

 満席の会場の盛り上がりはホームのそれだった。この日は湘南以外の各地からもお客さんが多く集まってくれていたと思うけれど、この街の開放的な空気をこの日のライブで感じてもらえたんじゃないかと思う。
 さまざまな要素とコラボレートしながら、たくさんの力を受け取って、こういう空間をコーディネイトできたことが嬉しい。
 この街に越してきて、「リクオ&ピアノ」というアルバムを残せてよかったなと心から思う。

 さあまたすぐに旅暮らし。
 こんどは九州。長崎、福岡、熊本、鹿児島の皆さん、よろしく。

2010年2月14日日曜日

「リクオ&ピアノ」発売記念ライブat名古屋

リクオ・アルバム発売記念ライブ「リクオ&ピアノ」
場所:名古屋 TOKUZOU得三
 得三のアプライトピアノも今迄の中で最高のコンディションだった。音色、タッチがあきらかに以前とは変わっていた。聴けば、調律師さんが変わったのだそう。
 繰り返し述べてきたことだけれど、ライブは演奏する側だけでなく、さまざまな想いが作用しあい、共鳴しあうことによって成り立つものだ。この日は、たくさんの力を充分に受け取って、歌いきったという充実感がとても強かった。
 ライブ録音でツアーに帯同してくれているPAエンジニアの松ちゃんが、アンコールの後すぐに楽屋にやってきて、この夜のライブに立ち会った感激を伝えてくれた。彼の素直さと思いやりが嬉しかった。

 やはりこの夜も高揚感がなかなかおさまらなかった。

 得三は朝の5時まで営業する飲み屋でもある。よって、打ち上げも得三に残って得三社長の森田さんを交えて盛り上がる。
 森田さんもプロのホストやなあ。お互い血糖値が高い者同士、そこそこ体に気いつけてまた元気に再会しませう。

 ご報告が一つ。
 ツイッターデビューしました。まだ、よくわかってませんが。     
 https://twitter.com/Rikuo_office
 いち早い情報の告知だけでなく、時々つぶやくつもりです。フォローよろしくです。

2010年2月13日土曜日

「リクオ&ピアノ」発売記念ライブat大阪

 リクオ・アルバム発売記念ライブ「リクオ&ピアノ」
場所:大阪梅田 AKASO(アカソー)
本番前にお店のスタッフがピアノを丁寧に拭いてくれていたりすると嬉しくなる。AKASOのグランドピアノに触れるのは昨年末に続いて2度目だったけれど、前回以上にコンディションが良かった。
 弾いているうちに彼女の色んな表情に気付かされた。へえ、こんなに艶っぽかったんや。なんだか一晩で急速に理解を深め合った感じ。短い期間で、お互いがどこか変わったのだろう。
 「リクオ&ピアノ」発売記念ライブということでアルバムからの曲を全曲解説を交えながら披露した。直接客席に訴えかけるような派手なパフォーマンスはい つもより控えめで、じっくりと演奏した。特にライブ後半のメドレーからは、ただただ演奏に集中していて、この場にいてこの場にいないような、どんどん昇り つめてゆくような感覚。酒場ライブとは違う醍醐味。
 ダブルアンコールで出来たばかりの曲を歌ってみた。また新しい景色が見えて、曲が少し成長したような気がした。
 ライブ後もなかなか高揚感がおさまらなかった。

 ありがと。



2010年2月12日金曜日

Leyona10年、オレ20年、チキン30年、ムッシュ55年。

バンバン版「勝手に新春歌絵巻」4days
場所:神戸チキンジョージ
ホスト:バンバンバザール
ゲスト:ムッシュかまやつ/Leyona/リクオ
 バンバンバザールがホストをつとめるライブイベントにシークレットゲストとして呼んでもらう。他ゲストはムッシュかまやつさんとLeyona。
 事前の打ち合わせがほとんどなく、ほんとんどのセッション曲が当日のリハーサルで決まっていった。その日のすべてのセッション曲に参加したいと思うくらい、リハーサルから楽しくてワクワクした。
 かまやつさんは多分自分の両親とたいして年が変わらないはずなのだけれど、びっくりするくらい柔軟で、お元気で、フットワークが軽く、センスの塊のよう な人。日本のポップス史に残る歴史上の人物でありながら、まだまだ現役で、えらそぶったところが微塵もなく、相手にちっともプレッシャーを与えない。  
 Leyonaの歌の素晴らしさは言わずもがな。会う度に、どんどん解放されていってる感じ。彼女の歌う姿は歓びと幸せに満ちていた。
 バンバンバザールのことは勝手にホスト仲間だと思っているのだけれど、この日の彼らは見事な名ホストぶりをみせてくれた。サポートで参加したPすけも素 晴らしい。我欲や邪念を捨てて、ただ最高の音楽の一部であることに集中することで、彼のパーソナリティー、個性がより伝わってくる。
 いろんな立ち位置を超えて、オープンマインドで音楽を楽しむ、響き合う、この日のチキンジョージは音楽による理想的な祝祭空間だった。参加できて幸せ。
 打ち上げの席でLeyonaがデビュー10年だという話になった流れで、自分が「オレは今年で20年」と言うと、チキンのオーナーのKさんが「チキンは30年やで」と返してきた。そうしたらムッシュがぽつりと「僕は55年だよ」。
 そうか、自分はまだ折り返し地点にも立っていないのかあ。
 よし。

2010年2月9日火曜日

NO RAIN NO RAINBOW

よく寝た。なんとか体調が戻って、一安心。
 この日の宮古島は気温が26度まで上昇。初夏を思わせる陽気。蒸し暑いくらい。
 イスラのスタッフのTちゃんが飛行場まで車で迎えに来てくれて、まず、海が一望できる最高のロケーションのカフェへ連れて行ってくれる。そこで一緒に昼 食をとりながら、いろんな話を聞かせてもらう。彼女は山梨出身、神奈川の大学卒業後にこちらにこしてきて、もう10数年住み着いているそう。
 リハーサルをさっさと終えて、ホテルにチェックインした後は、チャリンコをレンタルして砂山ビーチまで走る。宮古の海は最高に美しい。

 温暖な気候、イスラ店内のエキゾチックな雰囲気、遅い開演時間、いつもと少し勝手が違う客席のリアクション、そんな状況でライブをやっていると、なんだか日本じゃないどこかで演奏しているような気分になった。旅をしている実感。
 アンコールを終えたら日付が変わっていた。
 よく騒ぐ人、踊り出す人、ながめている感じの人、手拍子がずれてる人、いろんなお客さんがいたなあ。

 イスラのスタッフで、オープニングでも歌ってくれたTちゃんが、MCで好きな言葉は「NO RAIN NO RAINBOW」だと言っていたのを聞いて、いい言葉だなと思った。そして、その後、「そういえば自分は、雨の後に虹がかかる歌を書いていたな」と気付い た。この日の「雨上がり」はいつになく新鮮な気持ちで演奏できた。

2010年2月7日日曜日

一期一会

沖縄 石垣島 Jazz Barすけあくろ
 石垣に着いたら、帰ってきたなあという気分になった。沖縄に来てからずっと天候がすぐれなかったけれど、この日はやっと晴れ間が覗く。あったかいなあ。
 すけあくろのHちゃん、Mさんと昼食をともにして、ゆったりした昼下がりを過ごす。
 この日の客席も知った顔が多かった。なんだか知人と再会するためにツアーしてるみたい。日本の南の果てにまで知り合いがいるなんて、ありがたいことだ。
 ライブは大層盛り上がった。打ち上げにもたくさんの人達が残って、とても賑やかだった。
 日本の最果てにいるという距離感のせいだろうか、多分その場にいた多くの人達が一期一会の感覚を持って、この瞬間を愛おしくて大切に感じていたように思う。こういう感覚をいつでも持つことができたら、もっと優しくなれるんだろうな。
 ちょっと飲み過ぎてしまった。

2010年2月6日土曜日

アンダーグランドのニオイ

沖縄県浦添市 groove
 昼食は宿泊しているホテルのすぐ近くにある台湾料理屋へ行きバイキング形式のランチ。肉類が少なく野菜中心の身体に優しい料理ばかり。これで500円は あまりに安い。お店で「ニーハオ」という挨拶が交わされるのを何度も聞いた。連泊しているホテルも台湾人の経営。沖縄は、地理上でも本州より台湾の方が ずっと近いのだから、人や文化が行き来するのは当たり前なのだ。

 初めて訪れたgrooveは懐かしいアンダーグランドのニオイがした。初めての人は、気軽にはドアを開けにくい感じ。
 最近は地下ではなく、地上にあるライブスポットが増えた。それに比例して清潔で健康的、開放的な空間が増えたように思う。そういう場所でのライブも決し て嫌いじゃないけれど、grooveみたいなアンダーグランドのニオイのするあやしい空間の方が、善とか悪を越えてワイルドネスを解放しやすい。
 元憂歌団で沖縄在住の内田勘太郎さん、大学の軽音楽部時代からの音楽仲間でデイリースポーツ記者のN、2年前に沖縄に越してきたアクセサリー職人のK夫妻、FM沖縄のT君等、打ち上げでは色んな人同士が初対面したり再会したりして、いい時間だった。

2010年2月5日金曜日

ステージは仕事場であり、遊び場であり、修行場でもある。

沖縄県那覇市 Favorite cafe
 空席の多い客席を見るとやはりがっかりする。
 けれど気分の切りかえはうまくなったので、ステージでネガティブな気持ちを引きずることは少なくなった。こういうときこそ、自分が試されることもわかっている。
 かといって力みはしない。むしろ、いつも以上にリラックスを心掛ける。 客席との距離はいつもより近くなる。曲間のMCは知り合いとしゃべってるみたい になる。客席の誰か特定の一人に話しかけたりもする。お客のグラスが空いてれば注文をうながしたりする。お客からのリクエストにも応えたりする。気付いた ら長いライブになっていたりする。ライブ後半になると、自分も少し酔っぱらっていたりする。
 ステージを終えて、皆の笑顔を確認して、なんとか救われたと感じる。ライブ前のやるせない気分は消えている。明日はもっとお客さんが来てくれたらいいなと思う。
 まあ、そんな夜を何度も繰り返しながら20年間やってきた。
 ステージは仕事場であり、遊び場であり、修行場でもある。

2010年2月4日木曜日

沖縄上陸

 本日より沖縄6日間ツアー。
 この日の沖縄は日中18度ほど。この時期にしてはかなり寒いらしいけれど、冷え込んだ本州から来た身としては別天地。ダウンジャケットがいらんもんね。
 数日前に今年の初雪をみたばかりなのに、こちらは既に桜が開花していた。まだ心の準備ができていなくて、変な気分。日本は広いなあ。
 
 日中は今回の沖縄本島2ヶ所ライブをブッキングしてくれたハーベストファームの野田君が、プロモーションスケジュールを組んでくれて沖縄の各媒体を回る。
 夜はFM沖縄のYさんのお誘いで、Yさんの知人宅のホームパーティーにお邪魔させてもらう。そのお宅にはアプライトピアノが置かれていて、程よく皆のア ルコールが回ってきたあたりで、自分が弾き語りを披露することに。自分以外にも、離島出身の若者による三線弾き語りがあったり、暮らしに音楽が溶け込んで いる沖縄ならではの乗り。

2010年2月2日火曜日

斉藤誠さんとセッション

ツアー先のいわき市から帰宅する前に、斉藤誠さんがパーソナリティーをつとめるbayfm番組「THE SESSION」の収録のため麻布十番にあるスタジオへ。自分の収録の前にはアコーディオン弾き語りの中山うりちゃんが収録中で、約1ヶ月半振りの再会。
 斎藤誠さんとは初対面。気さくでオープンな人。この番組では、毎週ゲストを迎えて誠さんとのセッションが行われるそう。
 スタジオ入りして、キーボードのセッティングを終えたら、打ち合わせもほどほどにすぐに収録開始。2人でユーミンの「やさしさに包まれたなら」をセッ ション。ギターがいい音。一人で弾き語る時とは、また違うグルーブ、アレンジで楽しい。きっとこの番組に出演する若いミュージシャン達は誠さんとのセッ ションで学ぶことが多いに違いない。
 誠さん、またどこかでお手合わせお願いします。
 
 番組の放送は2月7日、17:00より。

2010年2月1日月曜日

相性バッチリ

福島県いわき市 バークイーン
 この日は南相馬からいわき市まで、相馬でCDショップを営むMさんが車で送ってくれる。相馬まで遊びに来ていたカフェミルトンのママも同乗。道中途中下車して、トンカツ屋に寄ったり、温泉につかったり、いろんな話をしながらの充実した移動時間。
 この日のライブ会場バークイーンを紹介してくれたのもMさん。ニオイや思いが染み付いた素敵な空間だった。マスターのKさんはとても腰の低い、謙虚な人 だった。30年もこのお店を続けられているそう。上辺ではなく心から相手をもてなす様はまさに接客のプロ。
 お店のグランドピアノと自分の相性はバッチリだった。音響もとてもよくって、気持ちよく演奏に集中できた。「リクオ&ピアノ」のレコーディングを経て、自分はまた次の段階に向かい始めているように感じる。この変化を成長と呼んでもいいように思う。
 先月に一様の完成をみた新曲を昨日に続いて演奏。人前で演奏して初めて気付くことがある。歌詞はまだ修正される箇所があるだろう。でもいけそう。
 この日のライブには、いわきのライブハウス、ソニックのMくん、Sさん、石巻のAさんらが足を運んでくれて、それぞれと久し振りの再会。
 バークイーンは今月一杯で一度閉店し、近くに場所を移して再オープンする予定だそう。マスターのKさんがいる限り新しいクイーンも素敵なお店になるに違いない。