2011年10月21日金曜日

石垣でケイヤンとの初共作を初披露

沖縄県石垣島 Jazz Barすけあくろ
「MAGICAL CHAIN CARAVAN vol.2」
【出演】ウルフルケイスケ&リクオ
 この日は昼飯時に激しいスコールが降ったけれど、雨が上がった後は、晴れ間も覗き始める。昼過ぎから石垣島の知人が車を出してくれて、会場入りする前に 島を回ってくれる。まずは、石垣の古い街並が最も残っていると言われる保内町へ。自分と同世代にあたる八重山民謡の唄者、大島保克君や新良幸人くんらが生 まれ育った町ということもあって、一度足を運んでみたかったのだ。
 ほんと時間の流れがゆるやかで、穏やか。家の作りがどこもオープン。過去からつらなる現在を当たり前に感じながらの暮らしが、この場所には残っているようだ。あまり長い時間滞在できなかったことが残念。
 保内町を出てさらに北に向かい玉取崎展望台より海を見下ろす。日本の海は各地で景色が随分異なる。日本の風土はほんとに多様だと思う。
 石垣入りする前日にケイヤンとの共作をほぼ完成させていたので、この日のライブ前リハーサルで、その新曲をケイヤンと初音合わせ。うん、これはいけそう!
 島のライブ開始時間は遅い。そして夜が長い。この日の開演予定時間は午後8時半で、実際に始まったのは9時前。元々電車が走っていなくて、終電を気にする必要もないし、内地に比べるとタクシー代も相当に安い。
 ライブは後半にお客さんが総立ちになる盛り上がり。アンコールではケイヤンとの共作「夢じゃない」を初披露。こんなに熱い曲を書いたのは久し振り。最近使っていなかった引き出しをケイヤンに開けてもらった感じ。すごく新鮮で、手応えを感じた。
 2年振りの石垣で、変わりのない暖かい空気に包まれながら、現在進行形の自分を表現できた感じ。この日も、出会いと再会に満ち満ちたマジチェンだらけの夜だった。
 石垣の皆さん、ホントにありがとう。また早くに戻ってきたいです。

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