2017年9月3日日曜日

リクオからのご報告 ー 京都に引っ越すことになりました


皆さんに報告があります。来月10月に、生まれ故郷の京都市に引っ越すことになりました。33年ぶりの京都暮らしです。
大阪の大学入学を機に京都を離れ大阪吹田市で11年間を過ごし、その後、東京で12年間暮らした後、’08年4月に神奈川県藤沢市鵠沼海岸に居を移し、約9年半を過ごしました。藤沢に越してきたのは、’06年から’12年の間、江ノ島で開催されていた「海さくらミュージックフェスティバル」というイベントに関わりだしたことがきっかけでした。




江ノ島の海をクリーンにして、次世代に残してゆこうという趣旨で今も活動を続ける「海さくら」という団体が、毎年9月に開催していた野外フェスに、自分は、出演者としてだけでなく出演者のブッキングやイベントの構成、プロモーションにまで関わるスタッフとして参加していました。その打ち合わせなどで何度も湘南に通う内に、自然が近くてオープンな街の雰囲気に魅了され、思い切って、東京からの引っ越しを決めました。この選択は大正解でした。

藤沢に越してから、自分の生活スタイルも変化しました。ツアーから戻ると、陽が暮れる前に、鵠沼海岸から片瀬江ノ島に続く海沿いを散歩するのが、この9年間の日課となりました。海沿いのお気に入りスポットから、夕暮に包まれたシルエットを眺める時間が、自分の心を最も穏やかにさせてくれる瞬間でした。





越してきた当時は、東京に住んでいた頃のように夜の街に繰り出す機会は減るだろうと思っていたのですが、その予想は外れました。最寄駅から2駅の藤沢駅周辺が、東京暮らしの時の下北沢のような存在になり、東京で暮らしていた時以上に、馴染みのお店が増えました。ただ、そこにも東京との違いはありました。
夜の街で出会ったり、一緒に飲む主な相手が、ミュージシャンや業界界隈の人ではなくなりました。音楽と酒好きを共通項に、業界以外の人たちと出会う機会が増えて、その生活の一端にふれ、一緒に楽しい時間を過ごすことができたことが、自分にとってはとてもよかった。出会った地元の人達には、とてもよくしてもらい感謝してます。

この街の暮らしの中で、人と自然にふれることで、心の風通しが良くなりました。ホント、いい思い出しかないです。正直、この暮らしがもっと長く続くのだと思っていました。
この街と、この街で出会った人達との縁がこれからも続いてゆくことを願ってます。皆が拍子抜けするくらい、ライブやなんやらで湘南に戻ってくる機会が多くなるかもしれません。これからもお付き合いのほど、よろしくお願いします。

京都に居を移すことで、自分の音楽活動の基本スタンスを変えるつもりはありません。今まで同様、曲を書き続け、作品をリリースして、ツアー暮らしを続け、届くべき人に自分の音楽が届くよう 、ますます意欲的に活動してゆくつもりです。
せっかく京都で暮らし始めるのだから、藤沢で暮らしていた時と同様に、地元の人たちとの交流を深め、京都発信、関西発信の音楽活動にも積極的に取り組んでいけたらと思っています。今は、藤沢を離れる寂しさと、京都暮らしへの期待が同居してる感じです。
与えられた条件、残された時間の中で精一杯やってみよう、関わってくれる人達やお客さんと夢を重ね合わせて、一つ一つ現実にしてゆこう。そんな思いをさらに強くしています。
これからもよろしくお願いします。
ー 2017年9月3日(日)